実食・食べ比べレポート

震災の経験から生まれた “自然と共存する”豆腐 『気仙沼復興豆腐』実食レポート

大きな爪痕をのこした東日本大震災から10年。巨大な津波に襲われ、甚大な被害を受けた宮城県気仙沼市で営業を再開し、豆腐づくりに挑み続けているマサキ食品の『気仙沼復興豆腐』をDaiz innovare編集部がいただきました。

枯れ木や山林資源を活用した“自然と共存する豆腐づくり”への挑戦

創業明治28年という長い歴史をもつ気仙沼市の老舗豆腐店「マサキ食品」。東日本大震災の大津波に工場を流され、一時は休業を余儀なくされたマサキ食品でしたが、震災から8カ月後、気仙沼の地で再び豆腐づくりをスタートさせました。
営業再開とともに誕生した『気仙沼復興豆腐』は、避難生活の経験から、電気やガス、灯油などに極力頼らず、山林の資源を活用して製造されている豆腐です。山へ入って木材を拾い、自らが割った薪をつかった高火力の大釜で大豆を炊きあげる――。そこには、「自然の脅威に直面してもなお、自然との共存を選び、豊かな自然の恵みを次の世代につないでいく」という、強い思いが込められているといいます。
長い歴史を持つマサキ食品の豆腐づくりのノウハウと、自然と共存しながら豆腐をつくる先人の知恵。それらの掛け合わせで生まれた気仙沼復興豆腐は、地元の人はもちろん、お取り寄せとしても人気の商品です。

大豆本来の香ばしさがぎゅっと凝縮。どこか懐かしい昔ながらのお豆腐たち

編集部がお取り寄せしたのは「復興豆腐セット」。
・地釜木綿豆腐×2
・直火絹ごし豆腐×2
・厚揚げ×1
・がんも×1
・豆乳×1
・油揚げ×2
・味付きがんも×1
というラインナップです。

中でもイチオシは大豆のうまみをダイレクトに感じられる「地釜木綿豆腐」。大豆本来の濃厚な味をしっかりと楽しむことができる力強いお豆腐です。
その他の商品も大豆の香りが強く、いまにもお豆腐屋さんのラッパの音が聞こえてきそうな、どこか懐かしい味わいでした。

昔ながらの製法に原点回帰してつくられている「気仙沼復興豆腐」。皆さんもぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

 

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