インタビュー・取材

豆腐づくりのノウハウで大豆ミートを作りたい! 老舗豆腐店が手がけた“SoMeat(ソミート)”開発インタビュー

肉の置き換えとして親しまれている大豆ミートですが、大豆特有のクセがあったり、食感が肉とはかけ離れていたり…と「あんまりおいしくない…」というイメージをもっている人も少なくないのでは?今回は、「これまでの大豆ミートのイメージが変わる!」と話題の“SoMeat(ソミート)”を開発した老舗豆腐店、“染野屋半次郎八代目”小野社長に、開発秘話をうかがいました。

本物の肉のような食べごたえは感動モノ!満足感アップの秘訣は“食感”へのこだわり

――ソミートの特徴を教えてください。

ソミートは、肉をかみしめているかのような食感と、ごはんがすすむ味つけにこだわってつくった完全植物性の大豆ミートです。主原料の大豆は遺伝子組み換えでない大豆のみを使用し、保存料や着色料、合成添加物を使用せず(※一部を除く)に作っています。ヴィーガンやベジタリアンの人はもちろん、小さな子どもから高齢者まで多くの人に安心して食べてもらえるものを目指しました。

――「まるで本物の肉みたい!」と話題のソミートですが、ずばり開発時にこだわったポイントは?

もっとも苦戦したのは“食感”の再現です。お肉を食べるとき、肉そのものの味で食べることってなかなかないですよね。塩やタレなど、しっかりと味をつけていただくことがほとんどではないでしょうか。だからこそ、いくら味つけで肉料理を再現したとしても、肉の食感を再現できていなければ、肉を食べているという満足感は得られないと考えました。追求したのは、「肉を食べている」というリアルな噛みごたえです。豆腐づくりのノウハウを活かし、極限まで肉に寄せた食感を実現しています。

これは豆腐づくりにもいえることですが、同じ材料、同じ配合でつくったとしても、毎日まったく同じ食感、舌触りのものができるわけではありません。その日のコンディションに合わせて配合を微調整することで、ようやく商品として提供できるレベルまでクオリティが安定するんです。豆腐づくりで鍛えられた職人たちの技術があってこそ実現できた商品ですね。

レトルトタイプでお手軽に一品!ごはんが進む“がっつり系大豆ミート”

――ソミートの調理方法について教えてください。

「炙り焼き」と「しょうが焼き」は湯せんで戻し、「唐揚げ」は凍ったままトースターで焼くだけで完成です。
一般的な大豆ミートって、乾燥タイプを湯戻ししたり、そこから絞って味をつけたり…と調理が大変そうなイメージがありますよね。せっかく大豆ミートに興味を持ってもらえても、調理のハードルが高いとなかなか食卓に取り入れるのって難しい。ソミートはできるだけ調理の手間を省き、忙しい人でも手軽に食べられるのが強みです。「大豆ミートは面倒くさい」「調理に時間がかかる…」というイメージを持っている人にも訴求していきたいですね。
また、今年の2月から発売が始まった「ソミートプラントベースミンチ」は、ハンバーグを作ったり、餃子のタネにつかったり…と、通常のひき肉と同じように使っていただけます。

――調理済み商品が多いのは手軽で嬉しいですね!

味つけも、ごはんが進むしっかり味にこだわって開発しました。ベジタリアンの人はもちろん、普段は肉ばかり食べているという人であっても、きっと満足してもらえるんじゃないかと思っています。調理済みソミートのラインナップは、今後もハンバーグ、ラーメン、餃子などを追加予定です。どれもがっつり系ですよね(笑)。肉よりもヘルシーなソミートで、がっつりとした料理を気兼ねなく楽しんでもらえたらいいなと思っています。

ソミートをもっとおいしく!社長オススメアレンジレシピ

――最後に、定番商品「ソミート炙り焼き」を使ったアレンジレシピを教えてください。

うちでよくやるのは「ソミート炙り焼きサンド」ですね。炙り焼きとソイマヨネーズ、水耕栽培しているレタスをちぎってパンに挟むだけ。こってりとした味わいが食欲をそそるので、子どもたちにも人気があります。
それから、「ヴィーガンボール」も定番です。ヴィーガンボールは いわゆる“おにぎり”のことで、ソイミートの炙り焼きと漬物を具に握ります。米は五穀米などがいいですね。食べごたえがありますし、エネルギー補給にもぴったりですよ!

――どれもおいしそうですね…!ありがとうございました!

国内外のベジタリアン、ヴィーガンが注目している “SoMeat(ソミート)”は、現在ネットでのお取り寄せが可能です。大豆のプロフェッショナルである老舗豆腐店がこだわり抜いてつくった逸品、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか?

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