大豆のマメ知識

プランター栽培もOK!ビギナーでもトライできる大豆栽培のポイント

煮豆はもちろん、納豆や豆腐に加工されたり、醤油や味噌などの調味料の原料になったり…と、わたしたちの食卓に欠かせない大豆。乾燥された状態で売られているのが一般的ですが、大豆は自宅で栽培することもできます。大豆栽培のポイントや栽培時期など、大豆の育て方を解説します。

大豆の栽培の方法①種まき

大豆栽培は、種を直接畑やプランターに撒いて育てる方法と、苗を畑に植え替える方法の2通りの始め方があります。種撒きをする方法の場合、撒いたばかりの種が鳥に餌として狙われやすいため、プランター栽培ならポットで苗を育ててから植え替える方法がおすすめです。直接種をまく場合は、間隔を20センチ以上あけて、1カ所に2~3粒植えるようにしましょう。不織布ネットなどをかぶせておくと鳥に狙われるのを防ぐことができます。
ポットで育てる場合は、直径9cm(3号)程度のポットを使用し、種まき用の土を入れ、指の第1関節ぐらいまでの深さの穴に種を2~3粒ずつ植えます。水は土が乾かない程度にとどめ、入れすぎないよう注意しましょう。一週間から十日ほどで発芽し、本葉が開き始めたらプランターなどに植え替えをおこないます。
大豆は寒すぎるのが苦手なので、あたたかくなりはじめた6月ごろに種をまきましょう。

大豆の栽培の方法②苗植え

大豆の苗は、20cmほどの深さがあるプランターに植え替えて栽培をはじめます。植え替えるときは苗のまわりを軽く耕して、苗の株元に3cmほど寄せる土寄せをおこない、傾いてしまうのを防止します。

大豆の栽培の方法③水遣り

大豆は根を浅く張る作物なので、狭い範囲の水しか吸収できず、すぐに乾燥してしまいます。乾燥に弱いため、地表の土が乾いたらすぐにたっぷりと水を与えるようにします。特に花が開いたあとは要注意。乾燥が続かないよう、こまめに水遣りをおこないましょう。

大豆の栽培の方法④摘心

大豆は、本葉が4枚ほど出たころに、茎の先端(頂芽)を摘む「摘心」を行います。摘心をおこなうことで主茎の成長をストップさせ、分枝の生長を促進させることができるので、収穫量を増やすことができます。

大豆の栽培の方法⑤収穫

大豆の収穫時期は10月下旬から11月ごろ。茎が茶色くなり、サヤを振ると大豆がカラカラと音を立てるぐらいにカラッと乾燥したら収穫の目安です。株ごと引き抜くか根本から切り取って収穫を行います。
葉が黄色くなって枯れ始めたあとも中の大豆は育っているので、水遣りはストップせずに続けるようにしましょう。
ちなみに大豆のサヤが膨らんだころに収穫すると枝豆として食べることができます。大豆用の品種は味が濃いので、枝豆として楽しむのもおすすめです。

大豆の栽培の方法⑤乾燥

収穫した大豆は風通しの良い場所に株ごとつるし、サヤが完全に乾燥しきるまで2週間ほど乾かします。乾燥させているあいだにも豆がサヤから飛び出してしまうことがあるので、ネットで覆うなど豆の落下を防止しましょう。乾燥を終えたらサヤから取り出し、欠けているものなどを取り除いて大豆の完成です。

自分で育てた大豆はきっと特別な味がするはず。ぜひ楽しんでみてくださいね。

大豆栽培のポイントまとめ

乾燥と寒さに弱い大豆は、育て始める季節と水遣りの頻度さえ間違えなければ比較的簡単に育てることができる作物です。熟すのを待って大豆として収穫してもいいですし、サヤが膨らみ始めたころに収穫して枝豆として楽しんでもOK。二段階で楽しめるのも魅力です。大豆栽培はぽかぽかとした陽気が続き始めるころがはじめどき。今年は大豆栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

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