大豆のマメ知識

注目の美容成分。大豆から作られる「エクオール」って?

女性の美容や健やかなカラダづくりに役立つと期待されている「エクオール」という成分。エクオールは腸内細菌によって大豆イソフラボンが変化したもので、女性ホルモンとよく似たはたらきをしてくれることから、女性ホルモンが減少し始める30代以降の女性に重宝されている成分です。美意識が高い女性から注目が集まるエクオールについてご紹介します。

女性のキレイをサポートしてくれるエクオール

エクオールは、大豆イソフラボンを摂取後、腸内細菌の活躍によって体内で産生されるポリフェノールの一種です。大豆や大豆食品を食べて大豆イソフラボンを摂取すると、腸内でエクオール産生菌が代謝され、エクオールがつくられます。

現在、エクオールには女性ホルモン(エストロゲン)と似たはたらきをすることがわかっているほか、エストロゲンが過剰なときに作用を抑えてくれる「抗エストロゲン作用」や、男性ホルモンのはたらきを抑える「抗アンドロゲン作用」、錆びないカラダづくりに役立つ「抗酸化作用」などが認められています。

エクオールに期待できる効果は?

エクオールには、更年期障害の症状のひとつである「ホットフラッシュ」の緩和や、肌のしわの改善、骨密度減少の抑制や、糖代謝を改善しメタボリックシンドロームを予防するなど、さまざまな効果が期待できると考えられています。

エクオールが作れない人ほど更年期障害の症状が重くなりやすいというデータもあるため、特に閉経前後の女性はエクオールがきちんと作れているかどうかをチェックし、不足しているぶんは補う必要があります。

2人に1人だけ。選ばれし者しか作れない「エクオール」という成分

では、大豆イソフラボンを摂取していればすべての人がエクオールを作ることができるのでしょうか。答えはNO。大豆イソフラボンからエクオールを産生するには、エクオール産生菌が活発に動いている必要があります。エクオールを作れなかった場合、大豆イソフラボンのまま体内で吸収されることとなります。

体内でエクオールを作れるかどうかは、腸内環境や日常的な大豆摂取量、食習慣に関連性があると考えられています。とはいえ、どうすればエクオールがつくられるようになるのかはまだわかっていません。大豆食品になじみがある日本人でさえ、エクオールを産生できる人の割合は50%程度にとどまります。

私のエクオール産生菌は大丈夫?エクオールが作れるかどうか知る方法

エクオールが作れる体質かどうかは、簡単な検査キットでチェックすることができます。ヘルスケアシステムズがリリースしている「ソイチェック」は、尿検査のみで尿中エクオール値を測定してくれるエクオール検査キットです。販売価格は4180円(2021年2月現在)。返信用封筒に採尿容器を入れて返送したら、およそ1週間で検査結果が手元に届きます。

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健やかで美しいカラダづくりのために。「エクオール」まとめ

女性に嬉しい効果が期待できるエクオール。エクオールを産生できる体質になる方法は具体的にはわかっていませんが、腸内環境を整えておくことが重要だと考えられています。腸内環境は、喫煙やストレス、運動不足などの影響を受けやすいため、毎日適量の大豆摂取習慣を続けながら、心身ともに健やかに過ごすことが大切です。

また、エクオールは市販のサプリメントでも摂取することができます。エクオールを体内で産生していなかった人はもちろん、エクオールを産生できていた人も腸内環境の乱れで産生できなくなってしまう可能性はありますので、サプリメントで補う習慣をつけていくのがおすすめです。大豆習慣と合わせてエクオール習慣を始めてみてはいかがでしょうか。

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